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ローソク足の図が含んでいる情報

1本の中に四つの数字が入っています。図が語ることと語らないこと。

⏱ 読了目安 1分 ·情報更新 2026-09-22

📋 基本情報

要点
ローソク1本は始値・高値・安値・終値の要約
出来高
同じ値動きでも出来高によって意味が違う
移動平均
過去の価格の平均なので常に遅れて動く
注意
型の名前はあとから当てはめやすく、予測力とは別

1本が含む四つの値

ローソク1本は、決まった時間の中の四つの値を圧縮したものです。始まったときの価格、その間で最も高かった価格、最も低かった価格、終わったときの価格です。胴体は始まりと終わりの間で、上下に伸びる線はその時間内に届いた高値と安値です。胴体が短く線が長ければ、大きく動いて戻ってきたという意味になります。

時間の単位が絵を変える

同じ期間でも、1分ごとに見れば複雑で、1日ごとに見れば単純になります。単位が短いほど雑音が多く、意味のない動きが型のように見えます。どの時間単位を見るかによって、同じ資産が上がっている途中にも下がっている途中にも見えるので、何を見ているのかを先に決めるほうがよいでしょう。

出来高を一緒に見る理由

価格が同じ幅で上がっても、出来高が多いときと少ないときでは意味が違います。出来高の少ない状態の動きは、わずかな注文だけでも作られます。取引の少ない時間帯や出来高の小さい資産で価格が大きく跳ねるのはこのためで、そうした動きを流れとして読むとずれます。

移動平均がしていること

移動平均は、直近の一定期間の平均価格をつないで描いた線です。ぎざぎざの価格をなめらかにして向きを見やすくしてくれますが、過去の値の平均なので、常に価格より遅れて動きます。

  • 期間が短いほど速く反応し、雑音も多い
  • 期間が長いほど遅く反応し、大きな流れを示す
  • 線が交わることは結果であって原因ではない
  • 横ばいの区間では合図が何度も反転する

型の名前について

図には数多くの型の名前が付けられています。問題は、すでに過ぎた図からならどんな型でも見つけ出せるという点です。あとから説明することと、前もって当てることは違います。図はこれまで何があったかを圧縮して見せる道具であり、これから何が起きるかを教える道具ではありません。

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